先週は四谷区民センターホールにて「祭りの刻」という舞踊公演で演奏して来ました。

私は大谷けい子先生率いるダンスネオシノワーズチームの一員として、笛の玉置ひかりさんと演奏して来ました。大谷先生とはもう随分前に天王洲のアートスフィア(現 天王洲銀河劇場)で共演したことがあるのですが、今回はその時に上演した「平家幻想」というダンス作品を改変しての再演でした。

今回は笛の玉置さん、舞人の工藤君、杉本さんと若手が揃い、大谷先生が要所を締めるという形でしたので、とにかくフレッシュなエネルギーが満ちていて、全体にとてもさわやかな雰囲気がありました。良い経験をさせてもらいました。
何故舞人とずっと共演してきたのか自分では判らないのですが、縁があるのでしょうね。花柳面先生や津村禮次郎先生、バレエの雑賀淑子先生には何度も声を掛けてもらって、いくつもの舞台をやらせてもらいましたし、モダンダンスの萩谷京子先生や田中いづみ先生、フラメンコの川崎さとみさんなんかと御一緒したり、アンサンブルまろばしの公演では花柳面萌さんと新作を上演したり、そのいずれもがとにかく刺激的で、楽しく想い出深いものでした。舞踏の方は皆即興でやるのですが、そういうスリリングなものも面白かったです。本当に共演する度に多くの事を学びました。舞人によって私は育てられてきたのではないかと思う程です。こういう経験こそが私の琵琶人としての25年程の活動の財産ですね。是非次世代の琵琶人もこんな経験をして行って欲しいと思います。


左:人形町楽琵会にて津村禮次郎先生と 右:ルーテル市谷ホールにて花柳面先生と



右:武蔵野スイングホールにて かじかわまりこさんと
9月28日(土)には注目の若手の舞踊家 西川箕乃三郎さんと、今回共演した笛の玉置ひかりさんを迎えて、人形町楽琵会のラストライブをやりたいと思っています。人形町楽琵会はコロナでずっと休止状態でしたが、これで一区切り。規模は小さいですが、若手と一緒に今後の発展を期待して盛り上げたいです。
人形町樂琵会 | 小堺化学工業株式会社 (kosakai.co.jp) これからも魅力ある舞台を創って行きたいですね。