今回はあまり写真が無いので、3人で記念写真のものを。
今回は私が作曲した「凍れる月」を郡司敦君にこのトリオ用に編曲してもらったのですが、舞台で演奏してみて、このトリオの一つの可能性が見えてきました。
このトリオはじっくりと時間をかければ、きっと独自のサウンドを生み出せると思います。ぜひぜひ皆様御贔屓に!!
さて、のんびりしているわけには行きません。すでにこのライブの直後、松庵舎講座「琵琶を知ろう6-5」をやりました。尺八の田中黎山君をゲストに迎えて「現代の琵琶楽」の講演させて頂きましたが、同じ尺八でも前出の中村君の現代的でダイナミックな奏法と、田中君の端正な佇まいはまるで逆。こういう様々な個性的スタイルを持った若手が群雄割拠しているというのは実に健全です。琵琶とは大違い!!
そして明後日はカンツォーネ歌手 佐藤重雄さんのレコーディング。その後、光が丘美術館演奏会、フリージャズライブ、米沢での新作演奏会という具合に次々に舞台に追われています。ありがたいことです。
ここ何年か、年を追うごとに多くの舞台や仕事を頂き、とくに毎年この時期は脳の処理が追いつかない位に忙しくさせてもらっていますが、様々な仕事を通じて、自分の進むべき道も更にはっきりと見えてきました。
まだまだ周りの出来事に振り回されてしまったり、逆に何かに捉われすぎて周りが見えなくなってしまったりと、何時まで経っても定まりませんが、色々な想いも抱えながら、自分の思う所へ歩いてゆきたいと思います。
PS:4月に私が演奏した京都東山の清流亭がTVで紹介されていました。
残念ながら私は写っていませんでしたが・・・。