アドック新年会!

昨日は劇団アドックの新年会でした。
昨年、劇団アドックが横浜赤レンガ倉庫ホールで上演した、芥川龍之介作 神尾哲人脚本の「雛」に参加したのですが、今回はその時の仲間達との半年振りの再会。

私は何時も一人で演奏会をやる事が多く、仲間と作り上げてゆくという作業は年に数えるほどしかないので、アドックの稽古にお邪魔して、劇団員達が一つ一つ作品を作り上げてゆく姿に大いに刺激されました。
チームをまとめて行くこと、それを作品として練り上げ、上演までもって行く事等々、アドックからは色々と教わりました。

IMGP0642こちらがアドックを主催する伊藤豪さん。映画やTVドラマにも多数出ているので御存知の方も多いかと思います。
伊藤さんと話をしていると本当に色々と勉強になります。アドックへの参加に当たっては、わざわざ私の家までお越しいただきました。お世話になりっぱなしです。

ちらはアドックの看板女優 三園ゆう子さんIMGP0645
伊藤さんと共にアドックを引っ張るベテラン女優です(ばりばりの薩摩おごじょ)。
昨年は主役として素晴らしい演技を見せてくれました。いつか三園さんの一人芝居と琵琶でやってみたいですね。その為には私の方がしっかりと精進しないといけません・・・。
お隣は某大学の名誉教授でもある経済学者島岡先生。どうみても大学教授というより役者にしか見えないユニークな方。「雛」上演の時には上演前のプロローグをやってくれて、ついに舞台デビューを果たしました。島岡先生は経済の授業に演劇を持ち込んで教えてきた方で、着流しで大学に現れる名物教授だったそうです。

IMGP0640こちらはアドックの若手俳優3人。
左の関根秀直君はいわば性格俳優という感じの独特の雰囲気を持っている期待の若手。「俺は役者で食って行くぞ」宣言を聞かせてくれました。がんばれ!!
真ん中のイケメンは大門拓君。モデルとしても活動しているだけあって、姿良し、性格良し、声良しの3拍子揃った二枚目です。色々な可能性を秘めているので、これからがとても楽しみ。
そして右の女性は三園さんと共にアドックにはなくてはならない若手女優 直江美樹さん。「雛」ではお母さん役をやってくれました。息子役の大門君をピシャっと鯨尺で打つシーンで、私が音をはずしてしまい申し訳なかったです。反省・・・・・。

3人共これからが楽しみな逸材です。今年は劇団結成10周年。こんなメンバー達が次にどんな作品が上演するのか大変楽しみです。私も何か参加できないかと虎視眈々と狙っている所です。

やっぱり芸術家の集まりは楽しい!!前向きで元気があって、夢を語る。こういう空間が何と言っても好きです。この日は「雛」を観て劇団に参加を決意したという方もいて、話も大いに盛り上がりました。ショウビジネスもいいのだけれど、やっぱり芸術舞台は素晴らしい。色々な才能や個性が織りなすアドックの舞台をぜひご覧あれ。

劇団アドックHP   http://gekidan.ad-hoc.jp/index.html

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