今度の日曜日(7日)、川崎能楽堂にて「まろばしセカンドコンサート~春の宴2010」を開催します。
この「まろばし」というグループ名は、私の代表作「まろばし~能管と琵琶のための」から取りました。このグループのコンサートは私の作曲作品を中心に古典ものも入れて構成しています。
今年の演目は以下の通り
曲 朝の雨(平家物語 千手の前より 作詞・作曲 塩高和之)
塩高(唄)
小笠原沙慧(筝)
金子弘美(笛)
五條詠二(日本舞踊)
花の行方~篠笛(尺八)と筝の為の
(新古今和歌集より 作曲 塩高和之)
田中黎山(尺八 昼の部)
金子弘美(篠笛 夜の部)
小笠原沙慧(筝)
静~緋色の舞(吾妻鏡より 作詞・作曲 塩高和之)
塩高(薩摩琵琶弾き語り)
五條詠二(日本舞踊)
まろばし~能管(尺八)と琵琶の為の (作曲 塩高和之)
塩高(琵琶)
田中黎山(尺八 昼の部)
金子弘美(能管 夜の部)
ルナリアンダンス (作曲 塩高和之)
塩高(楽琵琶)
小笠原沙慧(十七絃)
金子弘美(篠笛)
田中黎山(尺八)
春の宴(源氏物語 胡蝶・蛍より 作詞作曲 塩高和之)
塩高(唄)
小笠原沙慧(筝)
金子弘美(篠笛)
田中黎山(尺八)
五條詠二(日本舞踊)
風の宴 (作曲 塩高和之)
塩高(琵琶独奏)
他
こんな感じの曲達を作ってみました。古典をベースにして、そのスタイルを継承しながら、現代的な解釈を入れて伝統邦楽を再構成してあります。
日本の音楽は先ず「うたありき」。器楽ではないのです。言葉やその背景の想いがそのまま音になっているので、リズムや音程に言葉や音を合わせたりしません。言葉や音の持っているスピードや抑揚がそのまま音楽になります。
だからドレミやビートという西洋の器楽の目や耳で聞くと外れて聞こえるのです。今回のプログラムの全ての曲には先ず声・言葉・そして想いがあり、それらがそのまま音楽の形に成ります。
想いが満ちてきてそのまま声になり節になる。そこには音程もリズムも和音もありません。
ぜひぜひ現代の、日本の音楽を聞きに来てください。
昼の部 13時00分開場 13時30分開演
夜の部 16時30分開場 17時00分開演
料金 前売り2500円 当日2800円
問い合わせ
Office Orientaleyes mail: orientaleyes40@yahoo.co.jp
よろしく!!