2025年4月9日(水)第206回琵琶樂人倶楽部「次代を担う奏者達」

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今回は、今琵琶を頑張っている方々に出演してもらって、 琵琶樂の魅力を共感してもらう会です。もうこの企画も今年で4回目、今回は今まさに飛び立とうとしている若手からベテラン迄、演奏して頂きます。私は自分自身が最初から自由にジャンルを超えて活動を展開していて、共演する方々も皆クリエイティブな方々ばかりですので、周りの琵琶人にも流派に囚われず、是非自由に好きなように弾いてもらいたいと思っています。それぞれのやり方で琵琶に関わって、皆それぞれにスタイルがあるのは素晴らしい事。そんな自由な気持ちで琵琶を弾く方々の演奏を聴いてください。

4月9日(水) 第206回琵琶樂人倶楽部「次代を担う奏者達」
場所:名曲喫茶ヴィオロン
時間:19時00分開演
料金:1000円(コーヒー付)
出演:塩高和之(司会・樂琵琶)
   奥田美代子 古田佐知子 鈴木晨平 中山誠也(以上薩摩琵琶)

演目:花の行方 耳なし芳一 壇ノ浦 那須与一 春陽

2025年3月11日(水)第205回琵琶樂人倶楽部「仏教と琵琶樂の深い関わり」

今月のゲスト

安藤けい一
今月は僧侶であり、琵琶奏者でもある安藤けい一さんを迎えて、仏教と琵琶樂の関りについてお話して頂きます。平安中期には「往生要集」の広まりに伴い、浄土思想が貴族から庶民にまで行き渡っていたと言われています。続く中世鎌倉時代初期に成立した平家物語は浄土思想に貫かれており、以降の日本文学芸能は浄土思想がその根底に必ずありました。時代が下り、中世後期から近世には禅や儒教の影響も色濃くなって行く日本文化ですが、その根底には浄土思想が日本人の通奏低音となり今でも根付いています。今回は浄土真宗の僧侶という立場から、音楽家には見えて来ない仏教と琵琶樂の関り、そして琵琶樂の魅力を話して頂きます。

3月11日(水) 第205回琵琶樂人倶楽部「仏教と琵琶樂の深い関わり」
場所:名曲喫茶ヴィオロン
時間:19時00分開演
料金:1000円(コーヒー付)
出演:塩高和之(司会・琵琶)ゲスト 安藤けい一(僧侶・琵琶奏者)
演目:仏教と琵琶の関りについて(レクチャー) 敦盛 他

2025年2月12日(水)第204回琵琶樂人倶楽部「宮沢賢治を語る」

2月のゲスト

伊藤哲哉(俳優)

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昨年に続き、俳優 伊藤哲哉さんを迎えて宮沢賢治の作品を読んでいただきます。伊藤さんはこれ迄、黒澤作品、伊丹十三作品、蜷川作品等々数々の映画舞台で活躍して来たバイプレーヤーです。私とはももうかなり長いお付き合いで、これ迄にも関東関西の劇場で「方丈記」を琵琶と語りで上演したりして、様々な活動を一緒にやって来ました。伊藤さんの深い経験からは毎度教わる事ばかりで、それらは今の私の弾き語りの基礎にもなっています。今回も宮沢賢治の優しくも奥深い世界をご堪能いただけることと思います。

尚、今回はお席が大分埋まってしまって強いますので、お越しいただける方は是非ご一報くださるとありがたいです。

2月12日(水) 第204回琵琶樂人倶楽部「宮沢賢治を語る」
場所:名曲喫茶ヴィオロン
時間:19時00分開演
料金:1000円(コーヒー付)
出演:塩高和之(薩摩琵琶)ゲスト 伊藤哲哉
演目:なめとこ山の熊  龍と詩人
   東風(あゆのかぜ)他

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