2024年7月10日(水)第197回琵琶樂人倶楽部「薩摩琵琶 その歴史と変遷」

今月のゲスト 

鈴木晨平s

鈴木晨平

今回は久しぶりに薩摩琵琶のお話です。薩摩琵琶は流派が誕生してまだ100年程。平安時代から続く長い歴史を持った琵琶樂の中でも一番若いジャンルです。しかしながらその歴史は正確に語られる事なく、一番若いジャンルでありながら古典という名で宣伝されて、音楽史や音楽学の分野に於いても研究が著しく遅れています。薩摩琵琶がどういうものであり、平家琵琶や樂琵琶とは違う歴史を持った、新しい琵琶樂であるという事を認識して頂きたいと思い発足したのが当クラブです。今回はその原点に戻り、薩摩琵琶の歴史を解説して行きます。日本という小さな枠でなく世界に発信して行く時代に、古風と古典をないまぜにしていては評価も得られません。薩摩琵琶を次世代に繋げる為にも、正確な歴史観を紹介したいと思います。

7月10日(水)

場所:ヴィオロン(JR阿佐ヶ谷駅北口徒歩5分)
時間:19時00分開演
料金:1000円(コーヒー付)
出演:塩高和之(レクチャー・琵琶) ゲスト 鈴木晨平(琵琶)
演目:未定 

お問い合わせ 琵琶樂人倶楽部 biwasou@ymail.com

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