真夏の夜の夢Ⅱ~演奏後記色々

この夏は例年に無く忙しく動いています。演奏後記はゆっくりとブログ上で報告したいのですが、ありがたいことに毎日のように演奏に追われ、なかなか書く方がかないません。本当にありがたいことです。もちろんどの演奏もしっかりと努めて参りました。

先ずはいつもの21世紀トリオから

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今回はこのトリオのライブとしては初めて、ちゃんとした弾き語りをプログラムに入れました。演奏した「壇ノ浦」はちょっと重い感じがしましたが、やはり琵琶の原点であり、私の核の部分でもありますので、これからこのトリオでも積極的にやって行きたいと思います。
そしてこのトリオの意外な姿が発覚。3人ともパンを食べない、米食いだということ。これはいいことです。なんか絆が深まったような気がしました。

左の写真は尺八の中村君との2ショット。若ぶって同じような格好をしていますが、やはり年は隠せませんね。なんたって親子ほど違うからね・・。
右の写真に写っている女性は日舞の花柳面萌さん。今年ティアラこうとうで共演してから、お付き合いをさせていただいています。やっぱり私以外は皆若いな~~~~。最近妙に若い連中がまわりに多くてね・・・。

次はシェ・ルーソロライブ。
地元阿佐ヶ谷でここ数年、七夕祭りの前日にやってます。いつも私が昼ごはんを食べに行くお店なんですが、アットホームな感じで、和やかに演奏出来ました。こういう小さな店は音も表情も何もかも全てがあからさまになるので、ある意味一番実力が試されます。いい修行の場ですね。

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一人座っている方がオーナーさん。彼女はダンサーさんでもあります。当日のお客様と一緒にパチリ。

そして、長野 善光寺参道にある「刈萱山 西光寺」 刈萱縁日という毎年のイベントなんですが、明治期の琵琶の大ヒット曲「石堂丸」にまつわる親子地蔵があるこのお寺では、琵琶の演奏家が良く演奏しているところです。先輩の伊藤哲哉さんも数年前にやってました。
クーラーも無い開けっ放しの本堂で、お湯をかぶったような状態でやってまいりました。

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尺八は香川一朝さん。香川さんは昨年体調を崩して、この演奏が復帰の第一弾となりました。めでたしめでたし。

最後はSOSトリオのライブ。今回はアルトサックスの森順司さんが飛び入り参加して、カルテットによるライブでした。前回よりも更に良い感じになってきて、「オオ!」という瞬間がいっぱいありました。

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という感じで、毎日が演奏、ライブ三昧という日々を送っていました。
来週からは教則DVDの収録作業に入りますので、演奏は22日の大阪までお休みですが、この夏はやっぱり忙しくなりそうです。

演奏家は舞台に立ってナンボ。これからも色々な形で、色々な所でこうして琵琶を弾いて行きたいです。それこそが私の幸せというものです。

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